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東京都心部の住宅地区は狭い。 しかし、狭いか広いかは、寸法よりも、感情の問題かもしれない。 というわけで、遠近法建築が、最近気になる手法になりつつある。 まず、屋根にある3つの出窓がそれ。 左の出窓が奥まった遠くにあるので、その手前に豊かなガーデンかテラスでもあ るのかな、と。 |
ところが、このように出窓の大きさを左だけ小さくしただけの遠近法なのでした。 |
この遠近法建築の出窓群を小さい方から見ると、こうなります。奥の2つがより 大きく見えるかな、見えないかな。見えた方が心が豊かになるよって。 場所:東京都中野区東中野 |
こちらは、垂直型の遠近法建築。 階上に行くほどに各階の高さが低くなってるようだ。 こんなことすることによって、このビルが実際よりも高く豊かにみえるのだろうか? |
このように近づいてみると、3階以上のベランダが広いように見えるね。 右隣の3階建てと、2〜3階フロアーがズレてるのに、4階(屋上)で帳尻合わ せてるのが、かわいいね。 場所:東京都新宿区北新宿 撮影:2014年3月 日本人らしい薄型建築の技術も新宿区で見れる。 |