ヒマヒマモード| 横浜・横須賀

軍港のカウントダウン2014-横須賀




2013年12月31日。横須賀ヴェルニー公園から臨む
アメリカ海軍横須賀海軍施設。

水面に照明が反射してショッピングセンターみたいに華やかだ。
カウントダウン用の電飾が点灯している。
右に停泊しているJOHN S MCCAINにはクリスマスツリーもあるよ。
手前で「2013」と光らせているのは自衛隊の潜水艦ね。 
左に目を移すと、対岸には海上自衛隊横須賀基地にも、護衛艦のシルエットが光っている。
と、見とれていたら躓いた。 
こんなところにヘルメットを落としていくなんて、と思ったら、
フットライトだった。
いいアングルの場所は、早くから待機の人がいっぱい。
いちばん人気は、おおうみとてるづきを真正面から捉えられるここの最前列だ。 
正面から移動してくれば、最前列で見ることができた。
自衛隊側の護衛艦の電飾は、きちんと並んで船の輪郭がくっきり光るように
下の方まで取り付けられていて、業務で設営しましたという印象。

カラフルな米軍と、お祝いもきっちり自衛隊の感覚の違いかもね。 
そうこうするうちに、23:55。静かに電飾消灯。 
そして、大音量でカウントダウンが公園に鳴り響く、などということなく、
静かに2014年1月1日、0時になるとともに、電飾再点灯とともに汽笛が響き始めた。
点灯前に、護衛艦側は、点灯用意みたいな指令が響いていたのがいいね。

汽笛はかっきり2分間鳴り続けた。
こうやって鳴らし続けるのは何か特殊なことをするのかな?
大型船なので低い大音量の汽笛は、なかなか迫力がある。
バグパイプのドローンの巨大版といえないこともないか。

やはり新年の汽笛が響く横浜港は、氷川丸以外は民間の商船や観光船の自主的な(?)
吹鳴なので、各々がちょっとずつで、あっさり終わってしまう。
軍港ならではの迫力に感激。

 
 
汽笛と同時に始まった花火は、5分間。 
    
0時5分前も、直前のカウントダウンも、年明けの瞬間も、アナウンスなどなく
船と花火と控えめな歓声と拍手とシャッター音だけ。というのがいいね。
厳かな年越しでした。
といっても、花火は爆音だし、汽笛も大音量だから静かではないのだが。


参考映像 横須賀海軍軍港の新年2014、海軍花火大会