ヒマヒマヒマヒマモード東北

福島訪問中の若冲に会いに行きました。




「若冲が来てくれました」
これ、美術展のタイトルです。
正式名?は、「東日本大震災復興支援 特別展 プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」。
プライス夫妻が、東北支援のために特別にコレクションを長期貸し出してくれ、
東北3県で公開されています。仙台、盛岡に続き最後は福島。
日ごろは、あちこちの美術館に行かないと、または、写真でしか拝めない作品を
一度に鑑賞できるチャンス!ということで、福島県立美術館へGO!
とりあえず東北新幹線で福島駅へ。
で、飯坂線という電車に乗り換えなのだが、乗り換え口へ行くと
特に自動改札があるのでもなく、駅員さんがJR駅ホームの先のところで
新幹線の乗車券を回収し「美術館ですよね?」。

おお、新幹線で美術館に行く客は珍しくないってことか?すごいなあ。
プライスさんの復興支援は、少なくとも交通機関には恩恵がありそう。

そうして入場したホームは阿武隈急行と飯坂線がシェアして使っていた。
車両には、仕事してるゆるきゃら写真。 
駅名が強気だよね。「美術館図書館前」だよ。
バス停みたいな名前だが、駅名としては全国にひとつだけ。
福島駅から2駅で140円だから、ローカル線にしては安い。
着きました。線路を渡ったところに駅舎が見えますが、
切符は、この線路を渡る前に駅員さんに回収されました。
駅員さんは盛んになにかおっしゃっていたのですが、よくわからず。 
さて、路地を抜けると「若冲が来てくれました」の看板が見えたぞ。
あのかわいい象さんね。 
これが美術館と図書館が合体した建物。
雨の平日の開館時間だというのに、なぜか人がいっぱい。
記念撮影の人もいっぱい。 

晴れてたら芝生は子供が転がってるのかな〜と思っていたら、
雨どいなどの下は線量が高いかも、なので近づかないように
みたいな放送が流れていて、しっかり意識しているんだということを
思い出させてくれた。
ごったがえしていた美術館での鑑賞は省略して、帰路に。
外から見た駅舎。宝くじ売り場じゃないよ。 
ここでは切符が買えないので、バスみたいに整理券を必ずゲット。 
階段を上ってホームへ。 
お客様へのお願い。とあるが、これが意味がよくわからなかった。
    
ご乗車の際はプラットホームと乗車口のはなれの
少ない■■位置からのご乗車をお願いいたします。

丁寧な言葉づかいだが、肝心な部分が塗りつぶされている。 
なぜ?
ここには何が書かれていたの?気になる。
ホームと車両の隙間が小さいところってことか?
ただ、山手線の渋谷駅とは違い、
ここのホームは直線であんまり隙間などできそうにないのだが。

ちなみに渋谷駅は隙間アピールのために、ホームと車両の下から
ライトを当てて猛アピールしてるっけ。

絵を見に行っただけだったけど、福島ではいつもの倍の値段の食事もしたし
お土産も買ったので、ちょっとはお金を落としたのだが、ホントの被災地の
沿岸部には回っていくのかなあ。