ヒマヒマヒマヒマモード

春先の札幌 雪割りの巻2

(写真/文:神博行)


前回の雪割りは各家庭規模であったが、今回は市の雪捨て場の雪割りを紹介する。
 街中の積雪はゼロとなった時でも、冬季期間雪が降ると積もった雪を集め「排
雪」された雪を捨てる。ここは札幌市の豊平川である。河川敷に集められた雪を
重機を使って雪割りする。
豊平川はそのため水かさは増し冷たい、この豊平川は秋ともなれば鮭が浮上して
くる川だ。もちろん鮭を釣ると密漁で逮捕される。
暑がりだから言うのではないが、去年行われた洞爺湖サミットのように雪を貯め
て冷房に使えればいいのにと思ってしまう。しかし雪捨て場の近くの人達は寒い
おもいをするし迷惑なのと、雪割りせずに放置すると翌シーズンまで雪が残って
しまうと言われている。

札幌郊外に広場でも着くって夏場の暑い頃までこんな雪山があったら涼しいの
に、雪がきれいだったら観光名所にでもなると思うが、街中から持ってきた雪は
汚いので無理だろう。この雪山なんとか再利用出来ないものか?