ヒマヒマヒマヒマモード

第1回D−1ドラム選手権(のなか悟空杯)




爆裂ドラマーのなか悟空が仕切るだけあって、
あっちこっちから、すげぇドラマーたちが集まった。

掛け合いによるコラボと
破壊力による潰し合いが混在する、バトル演奏。

出場ドラマー

★のなか悟空『バチ当たりドラマー』
★HIKO『ドラム原人』
★夘木(ウキ)『我儘な神の手』
★MASATO『ジ・アウトロー』
★山岡『カミソリドラマー』
★大沼志朗『必殺ドラム仕置き人』
★小山彰太『元祖カミソリドラミング』
★シブケン(渋谷賢一)『変拍子の鬼』
★弓座(ユミザ)『筑波の金太郎』
★竜巻太郎 『まさに天災破壊!』
★若杉大悟 『小山彰太氏の肝入り』

2007年4月8日、18:00〜22:30
新宿ピットイン
最大のクイイマックス。
「竜巻太郎(左)×のなか悟空(右)」の対決。

対決する2人のドラムによる掛け合いコラボ、
そして突然転換して、衝突激突し潰し合いになったりする。
このドラムバトル、格闘であるがゆえの魅力は溢れていた。

音楽のジャンルに「格闘」というものがあることを知った。

テクニックとパワーのある者同士の戦いと掛け合いは凄い。
その凄さは、観客からもエネルギーを奪い取る。
そして、天下無敵のなか悟空が、敗北宣言!!
これは、凄い若者が現れたっ。
勝敗は、3人の審判員の上げる旗によって決まる。

審査員(ジャッジ)
 副島輝人氏(ジャズ批評家)
 松原隆一郎氏(東京大学教授)
 鈴木寛路氏(新宿ピットイン)

副島さんは開会挨拶で
「音楽は協調して作り上げる面がよく言われるが、
戦い、潰し合いの魅力も無視できない」って。

D−1優勝は、竜巻太郎。
のなか悟空を撃沈した時点で、優勝気分になっていて、
勝利の挨拶のようなパフォーマンスをしてて、
のなか悟空に「まだ、早いぞ」っていわれてた。
「のなか悟空撃沈」は、まだまだ準決勝でした。

これから急上昇する若いドラマーにとって
「のなか悟空撃沈」マークは、最高の勲章。
優勝の瞬間よりも、のなか悟空撃沈の瞬間のほうが嬉しかった?

だが、のなか悟空がこれで終わるわけない。

追い上げてくる若者のエネルギーが、オジサンのなか悟空の
核燃料に点火してしまった。さあ、第2回は大変なことになる。

まだ日程は決まったないけど、場所は、たぶんピットイン。
今のところ、ドラマー×ドラマーだが、
のなか悟空さんのことだから、将来的には、
異種格闘になるキケンが大きい。
そうなったら、攻撃型バグパイプも参戦決定だろう。

バグパイプでどうやって、爆裂ドラマーたちを撃沈するか。
どこでもパイパー、ひさびさの難敵になりそうだ。


>>のなか悟空のHP
(2007.4.9)