『テトラマウンド』


　平成１７年７月にグランドオープンしたモエレ沼公園を紹介します。
『地球を彫刻した男』そう称されることの多い世界的な芸術家イサム・ノグチ
（１９０４〜１９８８）の最後にして最大の作品がモエレ沼公園だ。長いこと工
事中だったモエレ沼公園、なんとイサム・ノグチが亡くなって１７年後に完成した。

『プレイマウンテン』


　イサム・ノグチが１８９ヘクタールにも及ぶ公園全体を彼のマスター・プラン
に基づいて作られた。
　イサム・ノグチはアメリカ人である、李香蘭こと山口淑子と結婚した人でもある。
　写真のプレイマウンテンは高さ３０メートル、イサム・ノグチが1933年に構想
し長年温めて続けたアイディアが実現したもの。
　ピラミッドや古代の遺跡を思わせる花崗岩の斜面を登ると、心地よい風が吹い
てくる。

『モエレ山』


　標高６２メートルのモエレ山、公園にこの山が完成するまで随分時間がかかっ
た、去年訪れた時には造成中だった。
札幌市北東部唯一の山として地域のランドマークの機能を果たす、３方向から山
頂へ登れる。
　丘珠駐屯地からもハッキリ見える山だ。
　冬はスキーやソリ遊びが出来る。

『モエレ山頂上から見る風景１』


　豊平川が手前に見え、札幌市街が見渡せる。
　中々景色が良い、初夏にはママチャリレースも開催される公園でもある。

『モエレ山頂上から見た風景２』


　モエレ沼公園内を望む。
　三角形の建築物はガラスのピラミッド、その手前は駐車場。
川を渡った場所にも駐車場がある、そこにはレンタサイクルもあるよ。

『モエレ山頂上』


　ちなみにモエレ山の頂上はこんな感じ。
毎日この近くを通る人が言う『毎日誰かかれか頂上に人が立っている』と。木が
植樹されていたから、数十年後にはまた違うモエレ山の姿があるかも