２００３年１０月３日、浜松町からふと、東京タワーを見ると、ピンク色だった。
映画「マトリックス・リローデッド」のキャンペーンでは緑になってたし、今度は何なのかな。

ちょっと近づいて、増上寺とツーショット。
だんだん、カメラ向けてる人が増えていく。暗い境内にもいっぱい。
増上寺境内には「写るんデス」の自販機もあるし。

吸い寄せられるように集まってくるギャルギャル・写メール軍団と、でっかい三脚を抱えた
カメラ・マニアたちで、路上もいっぱい。タクシーが通りにくくて困ってた。

東京タワーの麓までやってきた。
	  
「撮れた？」「うわ〜キレイじゃん」
「すごいねえ、Ｋちゃんの。私ももう一回撮ろ」

さらに近づいて、タワー下までやってきた。
下から眺めると、東京タワーって背骨だけしかないみたい。

で、いつもみたいにタワーの内側は光ってないよ。
ピンクの照明は、どうやって実現してるんだ？    と思ったら、

周囲からライトアップしてました。タワーは背が高いから大変だ。
どっかで、照明リハーサルやったのかな。

ピンクのライトアップは、乳がん早期発見啓蒙促進運動のキャンペーン。
(主催：あけぼの会/協賛：エスティー・ローダー)

東京都が日本でいちばん乳がんが多いから東京タワー？・・・じゃなくって、
世界２６０箇所以上の有名な建造物を同時期にピンクにライトアップしちゃう
グローバル・ランドマーク・イルミネーションの一部なのでした。
ナイアガラの滝もエンパイヤステートビルもだよ。


いつもと照明の色が違うだけで、ついつい皆が注目してしまうんだから、東京タワーを
使ったキャンペーンは目立つんだね。
東京タワーにたどり着くと、エスティ・ローダーのギャルたちが、ピンクのリボンと
乳がん自己診断法のリーフレットを配ってたよ。