ヒマヒマヒマヒマモード

メディアアクセスガイド







常岡浩介氏の敬愛する敏腕ジャーナリストが関わって、出版物別の原稿料等公開
の本が出た。今後は、この本の値段基準に、原稿料の交渉をしてゆくことになる
らしい。
というわけで、このメディアアクセスガイドで公開されているギャラと東長崎機
関メンバーのゲットしているギャラを比べてみた。


アエラ

東長崎機関では3名以上がやったことあるが、5〜7万円/ページだった。
メディアアクセスガイドの価格とほぼ同額だ。


週刊現代

10万円/ページとは、東長崎機関のメンバーと同じ金額だ。



サピオ

巻末カラーグラビアは22万円/3ページ、他は、5〜7万/ページとある。
東長崎機関では、安めの例で、15万/3ページ、北朝鮮密入国モノでは30万
/3ページ、専門家コメントとしては、12万/1ページという例もあった。
写真1点貸し出し、2万円。まあ、ほぼ同等の扱いか。


ビジネスインテリジェンス

6千円/400字とある。東長崎機関メンバーがやったときは、4ページ
(写真4点含む)で9〜10万円だった。どっちが高いのかわからない。



フォーサイト

8千円/400字とある。東長崎機関メンバーがやったのは、1994〜199
8年だが、たぶんコレとほぼ同額だった覚えがある。写真は貸し出し1点1万円
だった。
追加するなら、アイズオンリーのショートコラムは、1ネタ1万5千円。


フライデー

20〜50万とある。東長崎機関メンバーがやったのでは、戦場ルポもので40
万円、国内おもしろネタでは26万円だった。ユーゴスラビア空爆時の専門家
コメントは数行分で3万円だった。


フラッシュ

5万円/ページとある。東長崎機関のメンバーが銃撃され負傷した記事では、撮
ったカメラマンと負傷したカメラマンに合わせて、15万/2ページ。負傷した
カメラマンの取り分は3万だったかな。


別冊宝島

4千〜5千円/400字が基準は、東長崎機関メンバーとほぼ同額。写真も1点
4千円が基準。
文庫化されれば、ページ数比例配分で印税収入アリ。
版の大きいほうは、字数当たりの単価は高いが、発注されるトータル数量が少な
く、文庫化の可能性も低い。



以上がメデイアアクセスガイドで扱われていた媒体である。
以下に、東長崎機関メンバーによる数字を羅列してみる。(掲載年・ネタ)


週刊朝日カラーグラビア・17万円/3ページ(1991・イラン)

週刊スパ・インタビューを受けて写真1点貸し出しで、6万円(1996・戦場全般)

週刊東洋経済・座談会出席で、5万円(1995・ボスニア)

講談社文庫の巻末解説・9万円/8ページ(1996・日本海軍)

週刊文春・情報提供のみで、2万4千円(2001・自衛隊)

バースト・インタビュー受けて写真1点貸し出しで、2万円(2000・戦場全般)

ベルダ・写真1点+800字で、3万円/2ページ(1996・ボスニア)

週刊現代・ペルシャ語通訳半日で、5万円(1992・都内)

ペントハウス・写真1点と180字のコラムで、2万円(1996・世界各国)

月刊放送文化・写真5点で、8万円(1997・在日米軍)

文春ノンフィクションビデオ・写真1点で、2万円(1998・在日米軍)

NHKテキスト・写真1点で1万5千円(1998・アフリカ)

週刊地球旅行・写真1点で1万5千円(1999・イラン)

オルタブックス・本文38ページと写真37点で、114万円(1998・在日米軍)

コンバットコミック・カラーグラビア、16万円/8ページ(1996・ボスニア)

コンバットコミック・漫画原案1つ、5万円。約1千文字(1997・チェチェン)

中央日報(韓国紙)・写真1点で5千円(1996・北朝鮮)

散歩の達人・写真1点と300文字で、2万円(1996・都内)

ダヴィンチ・インタビューを受けて1万5千円(1998・戦場全般)

ドリブ・2ページ企画丸受けで10万円前後(廃刊)(1996・国内貧乏ネタ)

フォーカス・写真1点で6〜9万円(廃刊)(1995・ボスニア)

ヴューズ・海外コラム写真1点と600文字で10万円。企画モノ12ページで
45万円(廃刊)(1993・イランなど)

朝日ジャーナル・カラーグラビア9万円/2ページ(廃刊)(1989・ニカラグア)

ガン・20万円/10ページ(1994・NATO)

コンバットマガジン・9万円/4ページ(1998・コソボ)



写真1点または原稿400字の単価が4千円未満の媒体の詳細は公表しないこと
にしました。