ヒマヒマヒマヒマモード東長崎外(国内)浜松

デパート閉店




浜松の老舗百貨店「松菱」が突然店を閉めた
のに対し、 閉店のほぼ1ヶ月前からセール
をやってたデパートもあった。
(こっちは、倒産ではないけど) 
336年目の閉店、東急百貨店日本橋店。
最終日閉店後も黒い人垣がなくならない
閉店ごあいさつバージョンの袋は
最終日にはなくなっていた。
入場制限のため、地下道に並ぶ
買い物客。早朝から開店前までに
6千人が到着。
「完売御礼」の棚の集積場。
さすがに棚は売ってないね。
いつもは閑古鳥の宝飾時計売り場も
入場制限していた。
店中、脚立に乗ったカメラマンだらけ。
閉店セレモニー会場につめかけた人々。2Fは一般立入禁止。
大相撲のまわしは、この店であつらえていたというわけで、
千秋楽に模したセレモニーだった。
荒井店長が挨拶。
だんだん、手が震えてくる。

このあと、名行司が登場して
千秋楽の儀式を行った。
最後の手締めに登場した力士は
旭豊関(今場所(当時)で引退)と
旭鷲山関(モンゴルの実家がデパート)
という、セレモニーにちなんだ顔ぶれ。
左は、生方アナウンサー。
セレモニーが終ると
店全体が取材合戦の会場。

集まった人は、珍しいイベントに参加し
お土産になんでもいいから商品を買っていた
という雰囲気だった。
「いつもこんなにお客さんが来ていれば
店じまいすることはなかったのに」と
店長に言わせた16万人の人出は、
デパート閉店がまだショッキングだった時代ならではだね。
1999年1月31日。
閉店後の跡地の様子はこちら