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  ＜第１話＞  

  １９７０年代後半だったかな。
 「私立 極道(きわめみち)高校」という喧嘩硬派マンガがスタートした。
  その主人公の「学帽政」という強いヤツがいて、
  政に負けっぱなしの「トラ」という東北出身の田舎者がいた。

  しかし、ある時、ストーリーの中で、実在の高校の実名を
  使ってしまったために、クレームの嵐がきて、この「私立極道高校」は、
  突然、連載を停止。

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  ＜第２話＞
  
  すかさず、田舎者のトラを主人公にして
 「極トラ一家」という喧嘩硬派マンガがスタート。
   極トラ一家の子分たちは、犬とかブタとか猫とか馬だった。
  この子分たちが、トラと一緒に喧嘩してまわるときの
  セリフが「なめんなよ！」


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   ＜第３話＞


  だが、動物たちの言葉は、人間の不良どもには通じないので
 「なめんなよ！」と書かれたプレートをかざすことになった。
 

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  一世を風靡した「なめネコ」
  キャラクタ・グッズのひとつ。（トランプ）


     本物のネコを２本足で立たせるため、
     熱い鉄板の上で撮影された、などという
     まことしやかな秘話(?)も語られていた。



 「全日本黒猫連合なめんなよ」
  と  書かれているが、
  黒猫のイメージは
  なかったような・・。
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  そして、その後、「なめんなよ猫」が人気者に大出世。
  作者は、強くて格好いい学帽政を人気者にしたかったのだろうけど、
  とろくさくて何の役にも立たなかった猫のほうが
  人気者になる時代になっていたのでした。１９８０年代後半。


  脇役がドンドン出世してった夢と希望に満ちたパターンですね。
                 （元・暴走族「マッドスペシャル」のチョー脇役）

  ★Don't Pelorian!
   トランプの裏に印刷されていた。
   つまり、＝なめんなよ！
   凄みにかけるところが、かわいい？