動画像が新サービスの目玉とされていたためか、動画像アプリケーション・サービス 展開の延期により「ドコモまた失態」という見方が一部、(もっぱら「世界」を意識 するナショナリスト達)、でされている。私は延期してもドコモが傷つくことはない と思う。モバイルの目玉は動画像ではなくて、商取引だ。ユーザーが携帯メールで新 商品情報を見、それを即予約し、支払いもモバイル上で済ましてしまう。安全で使い 易いこのモバイル・コマース・システムをどう作るか。こちらの課金システムの成功 の方が動画像うんぬんよりインパクトが大きい。モバイル・メールを使った商品宣伝 の効果は絶大で、PCユーザーの倍の反応が返ってくるそうだ。
日本のインテリがしきりに気にする「世界」は、モバイル・コマース、そしてドコモ が今度はどの携帯電話会社を買収するかに注目している。FinancialTimesによると、 それは英国BTWirelessだとのこと。
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