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2022年2月からの、ウクライナ・ロシア戦争は、 日本人にとって縁の薄い「東欧近代史」を見返すキッカケ。 上記文献では、ポーランドの悲劇は、独ソ軍事大国に 挟まれていただけでなく、そこで英雄的役割を演じようと したロマンチズムにより、より大きくなったと。 |
ポーランド軍の捕虜になったウクライナ兵 |
第1次世界大戦と第2次世界大戦の間に ウクライナ・ポーランド戦争があり、 ドイツ人ロシア人に対するより大きな憎悪が・・ 大国からの援助をあてにして、もう一方の大国と英雄的戦争を する道を選んで、大国から見殺しにされたり裏切者扱いされて きたのが、東欧のいろいろな国の近代史。ウクライナは今後 何十年欧米から手厚く支援してもらえるだろうか。一方ロシアは、 百年後にもウクライナの隣から無くならないだろう。 戦争近代史を知る目的は、理解や教養のためではなく、 日本の弱国生存政策はどうするのが良いのかを、 他国の失敗から学ぶため。 |
ワルシャワ反乱・見殺しのレジスタンス。 1973年刊 |