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シャミール・バサエフの軍楽隊




チェチェン戦争、ロシア軍包囲下のシャミールバサエフ決死隊約90〜100人
の中には、ちゃんとソ連軍の伝統を受け継いで、楽器が兵器以上に大切に
装備化されていた。
そして、1日おきくらいに音楽会というか晩餐が行われていた。
左端で手だけが写ってる兵隊は、この翌日午後のロシア軍の奇襲によって、
両手を血染めにしてしまう負傷を負うことになる。
踊れるときに踊っておいてよかったね。なんてったってロシア軍包囲下だもん。
敵中潜入偵察部隊が帰還するたびに、晩餐は開催されるのだが、
帰還した勇士たちは、疲れきって椅子の座ったまま眠り込んでしまっている。

アコーデオン、ギター2つにバラライカ。これがシャミールバサエフ決死隊
の持つ楽器だ。あっ、そしてカトケンがハーモニカを持っていた。この時代
は、バグパイプでなくハーモニカね。