チェチェン戦争映画「コーカサスの虜」では、「青いプラトーク」でオープニン
グが始まるが、捕虜となったロシア兵が涙を流しながら歌う軍歌は「スラヴ娘の
別れ」だ。「満州の丘に
(立ち)て」だ。そしてロシア軍の攻撃ヘリ・Mi−24ハインド部隊が攻撃に
向かうシーンも「スラヴ娘の別れ」、エンディングロールは「満州の丘にて」だ。
実は、最初、勘違いして「スラヴ娘の別れ」の部分を、「満州の丘に(立ち)
て」と記してしまっていたが、詳しい方からの指摘で「スラヴ娘の別れ」である
ことを教えてもらい、訂正しました。
つまり、この映画には、「青いプラトーク」「スラヴ娘の別れ」「満州の丘に
(立ち)て」と3つのロシア軍歌が、バッチリと使われているミュージカルな映画。
映画内シーンの「スラヴ娘」の和訳。
(全曲直訳の勇ましい内容とやや違うが、これは、虜囚版「スラヴの娘」なのだ
ろうか)
「スラヴ娘の別れ」Прощание славянки
祖国が我らを戦線に招くなら
地の果てまたでも血の一滴までも
祖国が我らを戦線へ招くなら
地の果てまたでも血の一滴までも
我らの目指すは至福の栄光
幾多の苦難を乗り越え平和の道へ
我ら祖国の子栄えある兵士 |