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政府専用機待機中




航空自衛隊のジャンボ、政府専用機。
ジャンボの置かれた格納庫はこんな感じ。
カメラの背後にもう一機のジャンボがある。
政府専用機は必ず2機1組で任務に就く。
つまり、内閣総理大臣が北朝鮮へ行ったときにも、
政府専用機2機が北朝鮮へ行っていたのである。

囮とか影武者などというシャレた考えではない。
単なる予備としてのプラス1機なのだ。おもしろくないね。

2機1組なのに、日本には政府専用機が2機しかない。
一般的に軍用機や軍用艦艇は、1機(隻)を実戦稼動させるためには、訓練用1
機と整備中(ドック入り)1機、そして予備が1機と4機を最低ほしいところ
だ。だから、AWACSは4機体制だ。

2機しかないということは、1機でもドック入りのときには政府専用機は任務飛
行できないことになる。(必ず2機1組のフライトだから)

政府専用機のドック入りスケジュールを調べれば、日本の政府要人の動きは、ま
あ、だいたい推測できて、・・・・・・、マニア的にはこれがなかなかおもしろ
いらしい。
まあ、普通のジャンボとたいして変わらないのだから、操縦席の撮影はできるの
だが、VIPルーム等の撮影は禁止といわれた。政府専用機のパンフレットとか
には写真で紹介されているのに禁止。
なぜ禁止なのか、自衛官もわかっていなかった。

胴体下部側面の荷物室

政府専用機が外国へ行く場合、燃料は現地でいくらでも給油するが、食料は全行
程分を積み込んでゆく。つまり、食事の量と搭乗人数がわかれば、飛行計画が推
定できる。

>> 政府専用機の知られざる作業工程