観閲行進。歴代の第7師団で使用した戦車の行進
第7師団の創立50周年記念式典が行われ歴代の戦車が行進した。
神博行は、朝早くから並んで第2滑走路へ向かう。ここは旧日本海軍千歳航空隊
の飛行場跡だ。私が新隊員の頃、初めてAPCに乗って操縦訓練を始めた場所で
もある。
広さでは日本一といわれる駐屯地。駐車場から滑走路までけっこう歩く。最前
列に場所を取り待つ。2時間くらい待った。そうしないとアッという間に場所は
なくなってしまう。
両隣には大きなカメラわ持った方々がやはり陣取っている。情報交換しながら
両隣の人たちと話をして時間をつぶす。
本番が始まると、なんと自衛官が我々の前にカメラを持って陣取る。広報の腕
章をつけているが仕事で撮影しているようには見えない。専門部隊のカメラマン
はちゃんと場所を確保しているからだ。部隊章を見ると第71戦車連隊と第73
戦車連隊の陸曹だ。
「長い時間待って場所を取っているのに、いきなり来て目の前で撮影するの
か?」と言うと「そうだ」と答える。
「邪魔だ、そんなに撮影したければ予行演習の時にすればいいだろう。いくらな
んでも常識がないぞ**一曹」と名指しして抗議してやった。制服を着ていれば
所属、階級、名前、職種は一目瞭然なのだ。驚いた広報陸曹はしぶしぶその場所
からどいた。しかし移動した先の場所でも「邪魔で腹が立つ」と皆ブーイングが
起きていた。
迷彩服の隊員は警備。警備の隊員は交代で歩哨に立っていたので文句はない
が、警備するならこちら側を向くのが常識ではないだろうか?
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