インフラ海外拠点イラク軍事・戦争

革命・反革命のニカラグア軍

(イラク占領軍シリーズ7)


東長崎機関メンバーがニカラグア軍と行動をともにしていたのは、
1988〜1989年。
彼らが指揮官となってイラク占領軍の一翼を担っているのだすると、見てみたい
気もするね。
東西冷戦を戦うサンディニスタ革命ニカラグア軍は、カラシニコフ系小銃など東
側の武器ばかりでなく、左兵士のごとく米国製M−60機関銃を持つ部隊も存在
していた。
そしてニカラグア軍はカラシニコフ博物館状態だ。
手前の兵士が撃つのは、北朝鮮製カラシニコフ。
AKM、AK47、ルーマニア製、中国製なども、ゴチャ混ぜ状態でたくさんあった。
こちらはニカラグアの反政府ゲリラ「コントラ」
迷彩服や弾薬ベストは米国製だが、手に持つのはカラシニコフやベルギー製FAL。
ベルギーって、意外と死の商人的国家なんだよね。
反政府ゲリラ「コントラ」の軍事訓練学校。
左端に立つ、薄緑のTシャツの男がこの部隊の指揮官「コマンダンテ・アギラ」
内戦終結後は、町へ出てきて、海老の皮剥き工場で働いていた。
内戦当時1989年、東長崎機関メンバーとともにアギラを取材した藤井満くん
(当時、京都大学学生)が、その後に朝日新聞記者となって現地を再訪し、
アギラの撮影をしたいと言ったところ、
「ゲリラ隊長だった栄光の時代を知ってるキミは、ボクの今の写真なんか撮らな
いでほしい」と頼まれたという。