2001年9月21日午前11時すぎ基地を歩く。
NLP（夜間離発着訓練）が硫黄島に移ったためか昨夜は静かな
夜であった。今朝の厚木基地も静かである。テロ後は毎日、午前
から米軍機が次々に飛び立つのにきょうはまばらである。

ただし「厳戒体制」は変わっていないようだ。東門はあいかわ
らず門扉が閉められている。テロ発生以降基地内を巡回する米
軍のパトカーが多くなったがそれも変わらない。

(写真)東門

基地の北側、相鉄線のそばを歩いていると土嚢がフェンスの中
に見えた。軍用トラックがそばにある。自衛隊らしき人間が数
人土嚢の中でなにか作業をしている。300m先にも同じような土
嚢があり数人がその中で立っている。

(写真)フェンスの向こう側に
見える土嚢とトラック

これが自衛隊の後方支援なのか。確かに厚木基地は米軍・自衛
隊共同使用である。しかし、ならば米軍も同様に土嚢をつくり
警備してはどうだろうか。アメリカへのテロでなんで他国が巻
きこまれなければならないのか。自衛隊員の意見も聞いてみた
い。

(写真)米軍基地の中を走る車

(写真)厚木基地に沿って流れる引地川。
かもが泳いでいる。