米海軍厚木基地報告INDEX

 


テロに厳戒体制を敷く在日米軍

青木祐二の米海軍厚木基地報告

米テロ翌日の厚木基地
9月13日(木)午後2時過ぎ、厚木基地周辺を歩く。ふだん開放している東門が門扉に
より閉鎖されている。また通常なら弾倉を抜いたM9拳銃しか持たない警備がショッ
トガンを担いでいる。もちろん拳銃には弾倉が入れてある。
米海軍厚木基地東門
鉄の門扉で閉鎖されている。
ふだんの東門(門扉はない)
※今年6月に撮影。
東門日本人ガード
(向こうにいるのは米兵)

この東門は新東門。以前爆発事故を起こした(株)日本飛行機の隣にある。
基地の北側、相鉄線と基地の間にある道路を歩く。基地の中には数台の米軍パトカー
が走っている。ふだん立っているはずのない警備兵もいる。緊張感が伝わってくる。
しばらくすると緊急灯を車上に付けた自衛隊車両が現れた。なにかいいかけてき
たが無視して歩く。目の前にふたりの米兵が現れた。カメラを向ける"NO"と騒ぎ出した。
基地内を巡回する米軍パトカー
巡回する自衛隊車両
巡回警備する米兵
厚木基地正門はふだんより警備の数が多い。7、8人くらいいる。いつもと違い、
ショットガンなどを持っている。門の前では機動隊が警備していた。撮影途中米兵が
騒ぎ出し、こちらに機動隊員が駆け寄ってきた。「トイレを借りるにも身体検査され
るんですよ」。50才くらいの機動隊員が困った顔で言った。彼が首からぶらさげてい
た携帯ストラップはなぜか警視庁のものだった。
米海軍厚木基地正門
正門前を警備する機動隊
撮影に対し慌てる米兵

続く




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