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南相馬市で、年齢階層職業思想関係なく盛り上がっているのは、
南相馬・道の駅の食堂「さくら亭」
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料理人安田純平とロシア料理に強いバウマン廣島が、
食べるのは、メンチカツ。
「メンチカツが南相馬の名産?」という疑問を持つ人もいるかもしれないが、実
はそうなんです。
この「さくら亭」の弱点は、営業時間が午後3時までというところ。
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料理人安田純平が語る
「このジューシーさはどうやって出すんだろ。素晴らしいメンチカツだ」
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というわけで、道の駅の店員さんに訊いて、
メンチカツの製造元「今野畜産直販店」へと向かった。
磐城太田駅(常磐線)のすぐ近くだ。
南相馬駅より原発側なので、列車は来ない駅です。
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料理人安田純平が、感激のあまり茫然と立ちつくす。
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ジューシーで美味しいだけでなく、値段も安い。
右端の75円のメンチカツ2つも食べれば満腹で1食分だ。
放射能検問から数百メートルという過疎地なのに、ひっきりなしに地元のお客さ
んが買いにくるホットスポット店だ。
南相馬に何度も通っていながら、この畜産名店を発見できなかったのは、
料理部隊としてもジャーナリストとしても観光客としても、大失態だね。
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というわけで、みんなでたくさん買って、「六角」へ行きました。
六角には、滋賀のNGO、チェルノブイリからのジャーナリストなどが来て、福
島第一原発の撮影へ行く準備をしていました。
チェルノブイル汚染地区のベテラン。
ウクライナ人のサーシャは迷彩服の上から防護服を着る。
2012年3月13日。
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