「戦友が死体となる瞬間」 (三修社・アリアドネ企画) ISBN4-384-02613-7 紀伊国屋今週の推薦図書に選定 |
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黒井文太郎、加藤健二郎、村上和巳による 「戦場突入」の共著・単行本が発売された。 東長崎機関のメンバーだけによる 共著本は初めて実現である。 戦場体験豊富な者の共著のため、 近年、稀にみるほど「迫力緊張の戦闘シーン」 がギッシリ詰まってる。 |
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(感想) 境界線を渡り歩く、命知らずのクレイジーな男たちの記録。 なぜ戦場へ?単なるスリルや暴力、ではないなにかを求めて・・・? うまく説明できないが、なんとなくわかる気にさせられてしまう。 これでもかこれでもか、と繰り出される歴史的瞬間目撃談のコラージュに、 「なんてバカなことを」と思うと同時に、羨ましさも否定できないのであった。 戦争はおろか、生理的に争いが嫌いな私をも引き込む、困った本である。 (HM) |